【広島】ドラ１大瀬良、５０歳まで現役だ！

広島と仮契約を交わし、ポーズをとる大瀬良

　広島のドラフト１位、九州共立大・大瀬良大地投手（２２）が１６日、福岡・北九州市内の同大学で契約金１億円プラス出来高５０００万円、年俸１５００万円で仮契約した。中日・山本昌を手本に、５０歳での現役に意欲を見せた。

　「長くユニホームを着続けて、息の長い選手になりたい。山本昌さんみたいに５０歳近くまでできれば」と、４８歳左腕のようなタフネスを目標に掲げた。「何歳になっても新しい変化球を身につけて成長する姿、言葉。あの年齢になってもそういう気持ちがあるのはすごい」と目を輝かせた。

　「新人王を取れるように頑張っていきたい」とも誓った１５３キロ右腕は、侍ジャパンの台湾との強化試合では第２戦に登板。２番手で２回を１安打無失点に抑えて勝利投手になるなど、大器の片りんを見せた。「長く太く」を目指すプロ野球生活が、いよいよ始まる。

　◆大瀬良　大地（おおせら・だいち）１９９１年６月１７日、長崎・大村市生まれ。２２歳。長崎日大高３年夏に甲子園に出場し、菊池（現西武）擁する花巻東高に１回戦で敗退。九州共立大では、福岡六大学リーグ通算３８勝８敗、防御率１・０７。１８７センチ、８８キロ。右投右打。家族は両親と弟。血液型Ａ。