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広島からフリーエージェント(FA)宣言した大竹寛投手(30)が16日、広島市内のホテルでソフトバンクと初交渉を行い、移籍へ前進した。4年契約で出来高を含めて最大10億円の提示を受けたうえ、来春キャンプでの「スロー調整」も容認されるなど、右肩に故障歴がある右腕の不安は解消。移籍への障害はなくなった。
グレーのスーツに身を包んだ大竹は、柔和な表情で会見場に姿を見せた。ソフトバンクとの初交渉では、4年で出来高を含め最大10億円となる大型提示を受け「高く評価していただいていると感じました」と満足そうにうなずいた。
広島との交渉では、単年で4000万円増の1億4000万円プラス出来高を提示されていた右腕。金銭面だけでなく、福岡の町の特長や温かいファンの気質など、熱心なラブコールを受けた。約2時間の交渉のうち、ほとんどを聞くことに費やしたが、1つだけ要望を出した。「春先のこととか自分のペースでとか、そういう部分で…。こういう感じでやらせてもらえれば」と、来春キャンプで右肩のコンディショニングを優先する独自調整を申し入れた。
2010、11年は右肩を痛めた影響で1勝ずつしか挙げられなかったが、12年以降はキャンプからのスロー調整の成果もあり、11勝5敗、10勝10敗と2年連続で2ケタ勝利をマーク。「日本一を目指すチームのピースとして力が必要」と熱意を伝えたソフトバンクの小川一夫編成・育成部長(59)は「シーズンで活躍してもらうためのもの。一任すると伝えました」と、文句なしで“オレ流調整”を容認した。
大竹は「施設、環境も充実していると思いました」と、右肩を含めた体のケアの面でも球団のサポート態勢が整っていたことに、納得の表情を浮かべた。アジアシリーズに出場している楽天が獲得の意思を示しており、巨人も調査を続けるなか、通算74勝右腕がソフトバンク入りへ前進した。
(2013年11月17日06時02分 スポーツ報知)
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