中井おかず１０品！復活へバランスよく食事

　巨人の中井大介内野手（２３）が１５日、１食１０品目以上の食品を食べ、来季の完全復活を目指すと明かした。８月４日の阪神戦（東京Ｄ）にダイビングキャッチを試みた際に左膝じん帯を損傷。「完治してからも膝に不安があったのは確か。食べることから改善したい」と、今オフ期間中、バランスの良い食事を心掛け、来季の飛躍につなげる。

　都内で独り暮らしの中井は「男らしい料理ばかりで栄養は偏っていた」と振り返ったように、これまではオムライス単品や、豚キムチと白飯というメニューが多かった。そんな食生活を反省。今後は弁当屋のお総菜を加えつつ、調理法を紹介するインターネットサイト「クックパッド」を参考に１０品のおかずを作ることを決めた。

　外食でもできる限り、品数を多く注文。焼き肉ならカルビ、野菜サラダ、卵スープ、ナムル、ビビンバ…というように、栄養が偏らないようにオーダーしていく。「できるだけ多くの食品から栄養を摂取したい。オフの時間を有効に使って、来季は万全な状態に臨みたい」。ベスト体重８４キロ前後をキープしながら、多彩なメニューで故障の不安のない体を作っていく。

　完全休養日だったこの日はチャーハンや肉野菜いため、すでに調理された焼き魚など、１０品目を食べた。今季は打率３割２分４厘、４本塁打、１７打点と鮮烈な印象を残した。「今年１軍で経験させてもらったことを無駄にしたくない」。徹底した食生活で故障に屈しないボディーを手に入れる。