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米国の故ジョン・F・ケネディ元大統領の長女、キャロライン・ケネディ新駐日米大使(55)が15日、成田空港に到着した。デザイナーで夫のエドウィン・シュロスバーグ氏と記者団の前に現れたケネディ氏は、白いシャツに黒いスーツ姿。長旅の疲れも見せず、笑顔で「ハジメマシテ」と日本語であいさつした。
空港で記者団に対し、1963年に暗殺された父について「米大統領として初めて日本を訪れることを望んでいた」と表明。「日米の緊密な関係の強化に取り組めることは特別な名誉」と、22日に命日を控える父の「遺産」を生かした、日米同盟の強化に意欲を示した。
ケネディ氏は米国で「ロイヤルファミリー」と称される名門ケネディ家の直系だが、父や叔父ロバート氏が暗殺された。弟ジョン氏も、99年に飛行機事故死した。78年には叔父の故エドワード氏らと初来日。広島の原爆資料館を訪れるなど、日本とのかかわりは深い。その来日時に会った、ハワイ出身の大相撲元関脇・高見山の渡辺大五郎さん(69)は「(着任は)実に喜ばしい。ぜひ日本と米国の懸け橋になってほしい」と声を弾ませた。
今まで外交実務に携わった経験はない。沖縄の米軍普天間飛行場、環太平洋連携協定(TPP)交渉などの課題が待ち受けるなか、オバマ氏からの信頼を武器にかじ取りを担う。また「同性同士の結婚を支持する」(08年12月、米紙とのインタビューなど)といった女性問題に関する発言も多く、従軍慰安婦問題についての動向も注目される。
「日本という美しい国を見て、できるだけ多くのことを学び、新しい友人をつくることを楽しみにしています」とケネディ氏。「(米国に戻った際には)日本にいらっしゃい、と皆に勧めたい。(日本語で)アリガトウゴザイマス」と会見を結んだ。19日に天皇陛下への信任状を奉呈し、女性初の駐日大使として正式に活動を始める。
◆キャロライン・ケネディ 1957年11月27日、ニューヨーク生まれ。55歳。ハーバード大卒。コロンビア大法科大学院修了。弁護士資格を持ち、作家としても活動してきた。デザイナーの夫、エドウィン・シュロスバーグ氏との間に1男2女。カトリック教徒。
(2013年11月16日06時03分 スポーツ報知)
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