原子力規制委員会は15日、新しい規制基準に基づく安全審査で関西電力・高浜原発の現地調査を行いました。
15日午前、原子力規制委員会の担当者らが、福井県にある関西電力・高浜原発を訪れました。
主な調査対象は重大な事故に備えた屋外設備です。
勢いよく水が出る放水銃。
原子炉格納容器が破損しても敷地の外へ放射性物質が広がらないようにするためのものです。
また、停電に備えた非常用電源車が津波の被害を受けないよう高台に配備されているかも確認しました。
規制委員会は新基準での審査で、津波や重大な事故への対策など29項目について資料の提出を求めていますが、高浜原発は先月の時点で6項目の提出に留まっていて、審査は長期化する可能性もあります。 (11/16 00:23)
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