【話題のニュース】数学の京都大・望月教授が講演 ABC予想に触れず
数学の難問「ABC予想」を証明する論文を昨年、発表した京都大数理解析研究所の望月新一教授(44)が15日、論文発表後初めて一般向けに京大で講演した。会場は聴講を希望した約250人で満席となり、関心の高さをうかがわせた。 望月教授は「数論幾何の風景」という題で講演。セーターとズボンにスニーカーという軽装で登場し「ちょっと数学の話には聞こえないかもしれないが、重要な問題です」と解説したが、ABC予想には言及しなかった。講演は、手元に置いた紙をカメラでスクリーンに映し出す独特なスタイルだった。 (共同)
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