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「ミツクリザメ」相模湾で捕獲11月14日 17時44分
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深海に生息する「ミツクリザメ」10匹余りが神奈川県の相模湾でかに漁の刺し網にかかっているのが見つかり、横浜市の水族館に運ばれて飼育されています。
「ミツクリザメ」は日本では相模湾や駿河湾などの水深1200メートルほどの深海に生息するサメで、口先がヘラのように長く突き出ているのが特徴です。
「ミツクリザメ」が運ばれた横浜・八景島シーパラダイスの水族館によりますと、13日、横須賀市の長井沖で水深300メートルほどに仕掛けたかに漁の刺し網に13匹のミツクリザメがかかっていて、このうち生きていた11匹が水族館に運ばれました。
水族館によりますと、まとまった数が生きたまま捕獲されるのは珍しいということです。
ミツクリザメは大きいものは体長3メートルほどになりますが、見つかったサメは1メートル50センチほどで若いサメとみられています。
飼育員の重秀和さんは「小さなサメは比較的浅いところにいるので網がちょうど通り道にあり、ひっかかったのではないか。8500万年前ほどのサメの化石と同じ形を持つ非常に珍しいサメで、長期間の飼育は難しいとされているが、できるだけ長く飼育して生態の解明に役立てたい」と話していました。
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