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比に派遣の自衛隊 大幅増員へ11月15日 23時39分
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小野寺防衛大臣は、台風で壊滅的な被害を受けたフィリピンの被災地で被災者や物資の輸送などの支援活動に当たる自衛隊員を過去最大の1180人に増員するとともに、新たに輸送艦など3隻を派遣するよう命令を出しました。
自衛隊は、台風で壊滅的な被害を受けたフィリピンの被災地で支援活動に当たるため、医療チームなど50人の隊員と、輸送機合わせて2機を派遣していますが、現地では被害が広範囲に及んでいるため被災者に必要な支援が行き渡らず、各国による支援活動の拡大が求められています。
こうしたなか小野寺防衛大臣は、フィリピン政府の要請を受けて、現地で被災者や物資の輸送などの支援活動に当たる自衛隊員を1180人に増員するとともに、輸送機や輸送ヘリコプターなどを16機に増やし、新たに輸送艦や護衛艦など3隻を派遣するよう命令を出しました。
防衛省によりますと、これによってフィリピンで支援活動に当たる自衛隊の規模は、平成16年12月に起きたスマトラ沖の巨大地震と津波被害の時の925人を上回り、過去最大となります。
自衛隊は、被災地でより効率的な支援活動ができるよう、陸・海・空の指揮命令系統を一本化した「統合任務部隊」を編成することにしており、命令を受けて来週18日に日本を出発し、早ければ22日に現地に到着する予定だということです。
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