昨日の便で函館に戻り、今日は朝の辻立ちから始まり、
午前中は今週末の札幌でのセミナーの最終打ち合わせをし、
午後は五稜郭界隈を挨拶回りし、夜の会合を終えて、
先ほど帰宅しました。
今朝の北海道新聞に、特定秘密保護法案について
磯崎陽輔首相補佐官のインタビュー記事が掲載されて
いました。道新は本法案に反対ですから、明日は
おそらく反対者の記事が掲載されるのでしょう。
しかし、この法案は本当に必要だということを
申し上げたいと思います。
防衛、外交、スパイ、テロ等に関する情報は、
その性質上秘匿されなければならないものがあるのは
多くの皆さんには常識的にご理解いただけると思います。
また、特定秘密を定めることによって「逆にそれ以外の
情報は特定秘密ではない」ということが言えるのです。
例えば菅直人元総理は中国船体当たり事件でそのビデオを
流さないという判断をしました。これは特定秘密でも何でも
ないものを、時の政府は中国の意向を受けてこれを秘密に
したわけです。このように政府の思惑で特定の情報が
秘匿されないようにするのもこの特定秘密保護法の重要な
観点だということを知っていただきたいと思います。