ソフトバンクとの交渉後、取材に応じる中日からFA宣言した中田賢一投手=15日午後、名古屋市【拡大】
小川編成・育成部長は「どこにも負けない条件を提示させていただきました。日本一になるためにローテの一角を担ってほしい」と自信たっぷりだ。
虎は、背番号「18」と最大4年の複数年契約を提示する模様だが、もともと相思相愛といわれるソフトバンクの牙城を崩すのは至難の業。
中田賢は「まだ交渉が残っているので。最終的にどこのマウンドで投げたいか、自分の思いが動くところに決めたいです」と慎重な口ぶりだったが、胸の内はさて。
中田 賢一(なかた けんいち)
投手。1982(昭和57)年5月11日、福岡県生まれ、31歳。八幡高から北九州市大を経て、2005年ドラフト2巡目で中日入団。1年目から8勝(3敗)を挙げ、07年にはチームトップの14勝(8敗)。クライマックスシリーズと日本シリーズでも好投し、日本一に貢献した。1メートル80、78キロ。右投げ右打ち。今季年俸7000万円。背番号20。
(紙面から)