守備練習で大きな声を出す伊藤隼(右)【拡大】
「しばらく見ない方が良かったのか。みんな、いい変化を感じる。伊藤隼、森田、中谷、新井良、今成、上本、大和、俊介…みんなですよね。こう言うと、自分で自分を褒めるみたいで嫌なんだけれど」
ただし、メッセージが届かなければ、必然的に見方も厳しくなる。それがプロの世界なのだから。プロ1年目にワンチャンスを生かしてスターへの道を駆け上がったミスターは、自身が妥協しなかったから、若い選手へも温かくも厳しく見守る。
「すべてのゲームで。選手ってのはメッセージってのは意識してやらないといけないんじゃないかな。ファンだって感じる。見ている人は。そういう打席を数多く作る人が最終的には1軍に生き残っていく選手になるんじゃないかな。そのスタートにしてもらいたい。これからもサバイバルだよね」
掛布にメッセージを届けろ! 届けた若虎だけが生き残れる!!(上田 雅昭)
(紙面から)