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雪で倒木、奥羽線特急接触/青森
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倒木に特急つがる2号が接触し止まった現場で復旧作業へ向かうJRの関係者ら=13日午前8時50分ごろ、青森市鶴ケ坂 |
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JR青森支店によると、13日午前6時14分ごろ、青森市の奥羽線津軽新城−鶴ケ坂駅間で雪の重みで倒れてきた木が架線に寄り掛かり、その木に青森発秋田行き上り特急「つがる2号」が接触した。この影響で停電が発生し、午前11時半現在、上下30本が運休または区間運休、乗客50人と乗員2人にけがはなかった。
青森支店によると、発生場所は鶴ケ坂駅から約1キロ津軽新城駅寄り。進行方向左側の架線に高さ10メートル直径10センチの木が倒れかかっているのに運転士が気付き非常ブレーキをかけたが、間に合わなかった。現場では倒れてきた木を伐採し、午前8時50分ごろ停電は復旧、特急は3時間33分遅れで発車した。乗客はバスとタクシーで弘前駅と青森駅に向かった。
現場付近を点検したところ、倒れそうな木が5、6本見つかっため、関係者が伐採作業にあたった。
また、12日午後11時半ごろ、青森市石江の青森車両センター構内で、雪と強風の影響で架線が切れ、約4時間停電、13日朝の津軽線1本が運休した。
青森地方気象台によると、11日から氷点下36度前後の真冬並みの寒気が上空に断続的に入り込んだことなどから、県内では降雪が続いた。13日午前11時現在の積雪は酸ケ湯72センチ、青森市32センチ、五所川原市29センチ、弘前市20センチ。同気象台によると、同日午後から上空の寒気が抜けるため、県内は気温が上がるとしている。
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