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暴力団員ら1億円余詐欺の疑い
11月14日 17時02分

暴力団員ら1億円余詐欺の疑い
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実体のない会社の社債の購入を電話で持ちかけて、80歳の女性から現金1億円余りをだまし取ったとして、暴力団員ら6人が詐欺の疑いで警視庁に逮捕されました。暴力団員のうちの1人は、容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、いずれも住吉会系暴力団員の堀内健次容疑者(34)と星野竜也容疑者(24)、それに自営業の男らあわせて6人です。
警視庁の調べによりますと、堀内容疑者らは去年10月から11月にかけて、大阪の80歳の女性の自宅に実体のない会社の社員などを装って電話をかけ、社債の購入を持ちかけて、6回にわたりあわせて1億円余りをだまし取ったとして、詐欺の疑いがもたれています。
これまでの調べによりますと、堀内容疑者らは女性の自宅に、実体のない会社のパンフレットを送ったうえで「社債の名義人になってほしい」と、電話をしていたということです。
女性が名義人になることを承諾すると、その後「名義人と出資者が違うので監査に引っかかった。正規に社債を購入すれば解決できる」などとうそを言って、繰り返し現金をだまし取っていたということです。
警視庁は、だまし取った金の一部が暴力団に流れていた疑いがあるとみて、実態の解明を進めています。
調べに対し堀内容疑者は「身に覚えがない」と容疑を否認し、星野容疑者は容疑を認めているということです。