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偽名で生活保護不正受給の疑い
11月14日 11時34分

偽名で生活保護不正受給の疑い
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うその名前で生活保護を申請し、東京・町田市から40万円余りをだまし取ったとして、29歳の無職の男が詐欺などの疑いで警視庁に逮捕されました。
逮捕されたのは、江戸川区北小岩の無職、水野直樹容疑者(29)です。
警視庁によりますと、水野容疑者はことし6月、うその名前で町田市に生活保護を申請し、8月にかけて生活保護費などおよそ42万円をだまし取ったとして、詐欺などの疑いが持たれています。
これまでの調べによりますと、水野容疑者は申請の際うその名前を名乗ったうえで、「仕事を解雇され、住む場所もない」などと話していたということで、本人であることを証明する書類はありませんでしたが、町田市は生活保護の支給を決めたということです。
ことし8月になって水野容疑者がさらに転居した日野市で本名で生活保護を申請し、生活実態を確認するため自宅を訪れた市の担当者が、別の名前が書かれた町田市の生活保護費の袋を見つけ、不正受給が明らかになったということです。調べに対し水野容疑者は「生活費がほしかった」と容疑を認めているということです。
町田市は「うその名前で申請され、本人確認の書類もなかったが、支援が必要と判断し支給を決めてしまった。早い段階で不正が見抜けるよう本人確認などを徹底していきたい」と話しています。