16日の韓国・LG戦で掛布氏が熱視線を送る期待の若虎・伊藤隼【拡大】
(3)打ったときこそ反省 掛布DCいわく、打てなかったときは原因を突き止めやすく、結果が出たときはわかりにくいという。「だから、打ったときにいろいろいってあげる方がいいかもしれない」。配球の読みをはじめ、なぜその結果に至ったのかを考え、頭と体の動きを一致させていく。
「(12日のオリックスとの練習試合、高知東部の結果は)うれしいですけど、内容は見ていないので。今度は実際に自分の目で見ることができますから、すごく楽しみですよね」
12日のオリックス戦は13安打8得点と打線が爆発し、伊藤隼や森田からは本塁打も生まれた。ただ、結果以上に気になるのは内容。変わり身をみせつつある若虎を初めて自分の目で確かめ、どう感じるか。掛布DCは3大テーマを踏まえ、選手たちの躍動する姿を楽しみにしている。(小松 真也)
(紙面から)