2013.11.15 05:03(2/3ページ)

成功3カ条を若虎に伝授!掛布DC再び安芸入り、実戦初視察へ

16日の韓国・LG戦で掛布氏が熱視線を送る期待の若虎・今成

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 3日間の2軍チェックを終え、再び高知・キャンプ地に足を踏み入れた。宿舎ロビーのイスに腰を下ろすと、掛布DCならではの持論を展開した。15日から始まる最終クールで最も注目するのは、もちろんゲーム。16日の練習試合・LG戦(安芸)だ。若虎たちへ、3つのテーマを与えた。

 (1)真っすぐを打て 打撃の基本はあくまで納得したスイングで直球をいかに仕留められるか。自身が3年目にして初の打率3割(・325)に到達した過去を「真っすぐを打てるようになったから」と振り返る。鍛錬の季節。「一番大切なのは打者有利のカウントで真っすぐが捉えられるか」と説いた。

 (2)ボールを見極めろ 積極打法が目立つ現状を「相手に大きなプレッシャーを与える」と肯定した上で「早い仕掛けほど、ボールの見極めを大切にしないといけない」と付け加えた。理由は初球打ちを意識するあまり、ボール球に手を出せば相手ペースに引き込まれるから。とりわけ、「初球の外の変化球。スライダー系の見極めはちゃんとしないと自分で自分の首を絞める」とくぎを刺した。

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