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東京・中野で青森人の祭典開幕
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本県の物産・観光・文化芸能など多彩な魅力について、首都圏に広く情報発信する「東北復興大祭典なかの・青森人(あおもりびと)の祭典」が9日、東京・JR中野駅近くの中野四季の森公園など4会場で開幕した。立ち並ぶ約100のブースのうち約70店舗で「青森の味」を紹介。ステージでは津軽三味線演奏などを繰り広げた。夜には青森ねぶた3台が出陣し、ハネトの乱舞とともに沿道の観衆を魅了。中野区によると、初日は11万人の人出を記録した。同イベントは10日まで。
イベントは、東京青森県人会が2009年から開いている「青森人の祭典」をベースに、昨年度から中野区の「東北復興大祭典」と一体化させた。東日本大震災被災地への継続的支援を行う。
開会式では東京青森県人会の清藤良則会長が「この祭典は東北復興と、ふるさと青森の活性化が目的。どうぞ東北に熱い応援をお願いします」とあいさつ。中野区の田中大輔区長が式辞を述べた。
大会名誉会長として参加した三村申吾知事は「震災から3度目の出来秋を迎え、東北は元気です」と宣言し、県産品の安全・安心、本県の正直ブランドについて先頭に立ってアピールした。
本県関係のブースではマグロ、ニンニク、リンゴのほか、せんべい汁、しょうがみそおでん、イカ焼きなどバラエティーあふれる味覚を提供。宮城県、岩手県、福島県、茨城県などから参加した店舗もにぎわった。
ステージ前には芸能ファンが詰めかけ、津軽三味線や津軽民謡、黒石よされ、今別の荒馬などに声援を送った。また、約150人のハネトとともにねぶたが練り歩き、エネルギッシュな「青森びと」のパワーを見せつけていた。
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