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充電時間短く表示 取りやめ命令11月15日 17時3分
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太陽光を使った携帯電話の充電器のうち、東京などの5つの会社が販売する製品について、消費者庁は、充電にかかる時間が実際より短く表示されているとして、景品表示法に基づき、こうした表示を取りやめるよう命じました。
命令を受けたのは、東京・国立市の「エアージェイ」、東京・千代田区の「リンクスインターナショナル」、宇都宮市の「グリーンエージェント」、神奈川県小田原市の「Hamee」、それに岡山市の「サンワサプライ」の5つの会社です。
消費者庁によりますと、これらの会社が販売する合わせて6種類の太陽光を使った携帯電話の充電器については、製品のパッケージやホームページに、充電にかかる時間が実際より短く表示されていたということです。
中には、「最速10時間で蓄電します」と書かれていたのに、真夏の直射日光並みの光を当てても、充電を終えるのに平均で37時間余りかかる製品もあったということです。
このため消費者庁は、消費者に誤解を与える不当な表示だとして、景品表示法に基づき、こうした表示を取りやめるよう命じました。いずれの会社も「命令に従いたい」と話しているということです。
消費者庁によりますと、これらの商品は全国で合わせて8万個余りが販売され、7600万円ほどの売り上げがあったということです。
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