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1600棟で施工ミス ミサワホームが謝罪11月15日 18時12分
東京の大手住宅メーカー「ミサワホーム」は、子会社などが、中国地方や北海道などで建てたおよそ1600棟の木造住宅で、建物の強度を高めるボードが正しく取り付けられていなかったおそれがあると発表しました。
住宅の耐震性に影響はないとしています。
「ミサワホーム」によりますと、岡山市にある子会社、「ミサワホーム中国」が、岡山県内で建てた合わせて3棟の木造住宅で、建物の強度を高めるため屋根裏などに取り付ける石こうボードが、社内のマニュアルに反して取り付けられていなかったということです。
このため本社が、ほかの子会社などが担当した住宅も含め、図面を確認するなどした結果、岡山県のほか広島県や北海道などの合わせて1619棟で、同じようにボードが正しく取り付けられていないおそれがあるということです。
会社によりますと、ボードは壁などの変形を抑えるため補助的に取り付けられるもので、住宅の耐震性に影響はないということですが、今後、所有者に直接連絡し、正しく取り付けられていない場合は改修など必要な対応をするとしています。
ミサワホームの平田俊次専務は会見で「お客様に多大なるご迷惑をおかけし、誠に申し訳なくおわびします」と謝罪しました。
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