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国際
海面上昇12ミリが「悲劇」を増幅 フィリピン台風、世界気象機関が報告
「狂気止められる」
報告が発表されたCOP19では、11日の開幕日にフィリピンのナデレフ・サニョ代表が「わが国で起きた異常気象による狂気の再発を防ぐ有意義な結果を出さなければならない」と涙ながらに語り、交渉が進展するまでの断食を宣言した。会場では、サニョ氏に共鳴した環境保護団体のメンバーら約50人が断食を始め、世界各地でも連帯する動きが広がっているという。
台風上陸から15日で1週間。サニョ氏が家族とともに暮らしていた被害が最も大きいレイテ島タクロバンでは食料や水が不足し治安も悪化している。
「われわれは問題を解決し、狂気を止めることができる」。サニョ氏は、先進国と途上国が一致して温暖化対策に取り組むことを切望している。
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