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科学
大飯断層「活動性ない」 原子力規制委員会了承へ
2013.11.15 21:11
関西電力大飯原発(福井県)の敷地内破砕帯を調査している原子力規制委員会の専門家調査団は15日、評価会合を開き、重要施設の「非常用取水路」直下を通る「F-6破砕帯(断層)」について、「将来活動する可能性のある断層には該当しない」とした報告書案を大筋で了承した。今後、他の専門家の検証会合(ピアレビュー)を経て規制委で正式に了承される見通し。
報告書案では、破砕帯調査で焦点となっていたF-6については活動性はないとした。だが、敷地内には別の破砕帯もあり、報告書案ではそれらについて「新規制基準に基づく安全審査の中で検討が必要」と結論付けた。
規制委は大飯原発の再稼働に向けた安全審査を一時保留していたが、今年9月の評価会合で活動性がないことで認識が一致し、審査をすでに再開している。
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