地方外国人に松山アピール 「新ゴールデンルート」に2013.11.13 02:08

  • [PR]

地方

  • メッセ
  • 印刷

外国人に松山アピール 「新ゴールデンルート」に

2013.11.13 02:08

 松山市の野志克仁市長は12日、市役所で開かれた定例会見で、国が海外向けに提案する「新ゴールデンルート」に、京都、広島とともに松山が選ばれたと発表した。27日から横浜で開かれる、海外の旅行会社などが参加する国内最大の訪日旅行商談会で提案される予定で、野志市長は「文字通り、西日本に光り輝くルートとして定着するよう、さらなる広域官民連携を図りたい」と意欲を見せている。

                   ◇

 ■野志市長「光り輝くルートへ」

 来日する外国人旅行者を、今年は年間1000万人まで増やすという目標を掲げる政府。日本政府観光局の発表によると、1~9月の訪日外国人客数累計(推計値)は、前年同期比22・4%増の773万1400人と、達成可能なペースとなっている。

 同ルートは、27~29日に開かれる訪日旅行商談会「ビジット ジャパン トラベルマート2013」で提案される11コースの一つ。京都、広島、松山の観光名所を、新幹線や船を利用することで、効率よく回ることが可能。名称は、東京、大阪、京都を柱とする外国人旅行者に人気の「ゴールデンルート」を意識したものとなっている。

 海外のバイヤーやメディアを対象とする視察ツアーは、24日に京都の二条城などを訪れた後、大阪に宿泊。翌25日は新幹線で広島へ向かい、原爆ドームや宮島を観光、翌26日はフェリーで松山に移動する。視察ツアーには応募が殺到、定員25人が早々に埋まったという。

 野志市長は、「道後温泉や、コンパクトで移動しやすく、日本らしさも感じられる街並みなど、松山の持つ宝が評価された」としている。

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

編集部リコメンド

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2013 The Sankei Shimbun & Sankei Digital