アニメや漫画、ゲームなどの二次元キャラクターの脚は露出が激しいですね。
そして美脚のキャラばかりです。
男にとっては二次元キャラの脚は見慣れていると思います。
見慣れているということはよく観察していると言うこと。
よく観察しているのだから脚は簡単に描けるだろうと思ったりします。
ですが実際描いてみると二次元キャラのような美しい脚が描けない、
なぜか自分が描いた脚は自然に見えないということがあります。
もしかしたら美しい足が描けない原因は、脚の膝の構造を知らないからかもしれません。
●膝(ひざ)の構造
膝(ひざ)は腿(もも)と脛(すね)の繋ぎ目にあたる間接部です。
我々にとって膝は脚の前面部の堅いところという認識だと思います。
実際に膝はどんな構造をしているか見てみましょう。
下は膝の骨格の絵になります。
腿の骨である大腿骨と、脛の骨である脛骨と腓骨、そして大腿骨の下部にはお皿のような形をした膝蓋骨があります。
これだけ見ると膝蓋骨が膝なのかな?と思いますが、私たちの知る膝はもっと大きいはず。
膝蓋骨だけだと膝としては小さすぎます。
この骨だけの絵に、腱や靭帯を加えるとこうなります。
腱とは骨と筋肉をつなぐ短い束のことで筋肉の延長上に伸びています。
靭帯は骨と骨をつなぐ短い束で、ミニ筋肉みたいなものです。
お皿のかたちをした膝蓋骨には大腿四頭筋腱と、肺蓋腱がそれぞれつながっています。
さらに、大腿骨の下部側面の内側には脛骨とつながる内側側副靭帯があり、 大腿骨の下部側面の外側には腓骨とつながる外側側副靭帯があります。
上の図を見ればわかるように、外側よりも内側の靭帯のほうが長くなっています。
このように膝の骨格に大腿四頭筋腱、膝蓋腱、内側側副靭帯、外側側副靭帯が加わることにより、 私たちがよく知る膝のかたちになりました。
膝は骨だけで構成されているのではなく、骨、腱、靭帯の3つが集まったものだったんですね。
●膝裏の構造
膝裏は膝の前面と違い筋肉が多く集まっています。
下の絵は膝裏の簡単な筋肉図です。
大腿二頭筋と半腱様筋はそれぞれ脛骨につながっていく靭帯が伸びています。
この二つの靭帯は、脛側の筋肉である腓腹筋を両サイドから挟みこむような感じになります。
この二つの靭帯と腓腹筋が重なる中心付近で脚が曲がるイメージです。
●最後に
このように膝ひとつとっても構造が複雑です。
これらの知識を少しずつ身につけることによって、脚を違和感なく描くことができます。
魅力的な脚線美を描けるようになるためにも、複雑な知識を覚えることを厭わずに人体についての研究を続けましょう。