大阪市は、ツイッターで市議会批判をつぶやいた淀川区の公募区長を減給1カ月の懲戒処分にする方針を決めた。区長の行為が、地方公務員法が禁じる信用失墜行為に当たると判断した。15日に本人に伝える。

 処分を受けるのは榊正文区長(46)。榊区長は10月12日午前0時ごろ、大阪維新の会所属の市議会議長への不信任決議に賛成した公明、自民、民主系の3会派を名指しし、「市民不在の政争に過ぎない」と自身のツイッターに投稿した。

 3会派は「議会への挑戦状だ」と猛反発。榊区長が市議会財政総務委員協議会で謝罪した。榊区長は昨年8月、人材会社の役員から区長に就任した。