【リレーエッセー:格闘技女子会】Vol.47:里村明衣子(センダイガールズ)
10月17日に後楽園ホールで開催した超世代闘争シングルマッチ8vs8勝ち抜き戦は、おかげさまで大反響でした。新星軍の成長、重鎮軍の意地と存在感が存分に見られた大会でした。これも若手の勢いがあるからこそできたこと。そして、20年前に一世を風靡したベテラン選手が今も現役でリングに立ち続けているからできたことなんです。
女子プロレス界のみならず、どの社会にも必ずやってくる「世代交代」。下が上を超えたい。子が親を超えたい。これは生きていれば誰もが抱く思いだと思います。
若い選手の求心力や成長はこちらも驚くほどの勢いがありました。でも、負けたからといって重鎮はこのままでよいのか! 若手の成長を喜んでいていいのか! これで本当に黙っているベテラン選手がいたら本当に辞めたほうがいいと思う。
事の始まりは花月の「ベテランは引退させる」発言。言った本人は上に潰される覚悟で物申したと思います。花月はセンダイガールズの生え抜きの選手。入門した時から女子プロレスのトップに立ちたいと豪語していました。入門から5年のこの夏「このまま里村さんの下にいては勝てない」と、無断で私の師匠の長与千種さんの元へ指導を受けに行く行動に出ました。
人としての筋を通り越してまで勝ちたいのか…。それならそれでよい。ここまできたら、この手で育てた後輩を、この手で潰すしかない! 16日の土曜日は仙台サンプラザで年に一度のビッグマッチ! 里村vs花月の戦いは人生を懸ける試合となります。よく、人生を懸けて、命を賭けてと言いますが、わたしの人生は今はプロレス。ベルトを懸けるより重い、人生を懸ける試合があってもいいんじゃないかと思う。そのくらいの覚悟で挑みます。
ただ、花月がそこまでの相手かといったらそこまでの選手でもない。まだスキがありすぎる。今回「里村が負けたら引退」。このフレーズがクローズアップされていますが、人生を懸けた一戦です。今までにない殺伐とした感情をリングで、そして花月にぶつけます!
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