【ベルギー・ゲンク発】日本代表が「最大の武器」に磨きをかける。国際親善試合オランダ戦(16日)に臨むザックジャパンは10月の欧州遠征で格下国に惨敗し、ブラジルW杯に向け大きな不安が広がっている。そんな現状を打破するため、重鎮MF遠藤保仁(33=G大阪)は「左サイド」と「エース」の再強化という復活プランを明かした。
ザックジャパンは6月のコンフェデレーションズカップ(ブラジル)以降、低空飛行が続く。メンバーの固定化や欧州組偏重への批判も高まっており、アルベルト・ザッケローニ監督(60)の“解任論”も噴出するなど、来夏のブラジルW杯に向け苦境に立たされている。
そんな日本代表で最多の国際Aマッチ138試合出場の記録を持つ遠藤は再建策として、ザックジャパンの“生命線”と言われる左サイドを再強化に乗り出す。「基本的に厳しいマークに付かれても、左から崩しきることが大事。そういう話は(チーム内でも)している。やはり日本の武器なので、そこはブレずにやっていきたい」
これまで日本は左サイドバックの長友佑都(27=インテル)と左MFの香川真司(24=マンチェスター・ユナイテッド)の連係で“サイド”を制圧し、数々のゴールを演出してきた。ザッケローニ監督も「左サイドは最大の長所」と明言する。だが最近は敵国に研究されており、2人の力をもってしても崩し切れていない。これが低迷の一因とも言われる。
そこで遠藤は「長友や真司にマークがついていても、ボクや(本田)圭佑(27=CSKAモスクワ)が絡んでいって、左サイドで崩し切らないといけない。距離感を大事にしてやっていけばいい。しっかりと日本の特徴を出していかないといけない」と力を込めた。
さらに“日本の10番”の力を最大限に発揮させるという。「真司をもっと生かしていかないといけない。(左サイドから)真ん中に切れ込んでいけるように、自分がポジションチェンジして、サポートしたい。ダイレクトパスを入れたり、攻撃パターンを増やす。そうすれば攻撃に厚みが出る」
日本代表に初選出された2002年以降、歴代の日本代表チームを支えてきた遠藤。攻守両面で迷走が続く中、果たしてザックジャパンに再び光をもたらすことができるか。
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