小泉元首相:「脱原発」発言批判に反論 「頑張っていく」
毎日新聞 2013年11月03日 20時45分(最終更新 11月03日 20時47分)
小泉純一郎元首相は3日、横浜で講演し、自身の「脱原発」発言が無責任だと批判を受けていることに対し「大事なのは政治が方針を出すことだ。原発に代わる再生可能エネルギーをどのように導入するか、議論すれば必ずいい案が出る」と反論し、安倍政権に重ねて政策転換を促した。「原発ゼロに向け自分なりに頑張っていく」と主張を続ける決意も示した。
同時に「私は首相の時は原発推進論者だった。それを批判されているが、人間の考えは変わるものだ」と指摘。第二次世界大戦後に日本が米国を同盟国としたことなどを引き合いに出した。(共同)