韓国産バナナ牛乳で下痢を引き起こす可能性、青島で34トン処分―中国メディア
2013年11月14日
中国山東省の青島出入境検験検疫局はこのほど、韓国から輸入された「バナナ牛乳」に大量の凝固があり、下痢を引き起こす可能性があるとして、計34.419トンを廃棄処分にした。東方早報が13日伝えた。
処分されたのは計2689ケース、総額4万9000米ドル(約490万円)相当のバナナ牛乳。
中国市場のスーパーマーケットなどでは韓国のほかオーストラリア、ベルギーなどから輸入したバナナ風味の牛乳が販売されており、200~250ミリリットル入りで価格は8~10元(約130~160円)。2008年ごろから販売がされ、11年末以降、人気を集めているという。
国産のバナナ牛乳もあり、これには「少量の沈殿がありますが異常ではありません。飲む前によく振ってください」といった表示があるが、輸入品にはなく、消費者は商品選びに注意が必要だ。
(編集翻訳 恩田有紀)