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2013年11月1日 外付けハードディスクの紛失について

この度、当社が保有していた、患者様から採取した細胞の品質に関する定量化されたデータが保存された外付けハードディスク(以下「本件ハードディスク」といいます。)の紛失事案が発生いたしました。関係各位には多大なるご迷惑、ご心配をお掛けしますことを、深くお詫び申し上げます。
なお、同データは細胞の品質検査を行う検査機関等においてのみ使用される専門性の高いソフトウェアを使用しなければ閲覧することができないため、同データの内容が外部に流出する可能性は極めて低いものと認識しております。
また、現時点で、本件ハードディスクの第三者による不正取得又はデータの不正使用などの事実は確認されておりません。

1.概要
(1)経緯:本件ハードディスクは、当社本社内の鍵付キャビネットに保管されておりましたが、平成25年10月15日(火)に、本件ハードディスクが紛失した可能性がある旨の報告がなされました。このため、当社執務室内及び倉庫等の想定される場所を捜索する一方、関係者へのヒアリング調査を行いました。10月24日(木)に、外部専門弁護士を含む対策本部を設置し、調査検討を行いました。この結果、10月28日(月)に、紛失した可能性が高いと判断し、対策本部の拡充を図り、今後の対応及び再発防止策を検討いたしました。その後も捜索を続けておりますが、現時点では発見に至っておりません。
(2)本件ハードディスクに含まれるデータ:
①患者ID、患者名、医療機関名(略称)、その患者様から採取した細胞の品質に関する定量化されたデータ 847名分
②患者ID、患者名、その患者様から採取した細胞の品質に関する定量化されたデータ 518名分
なお、本件ハードディスクには、上記①及び②の他に、患者名を含まない患者ID・医療機関名(略称)が記載された同様のデータ及び患者IDのみが記載された同様のデータ1,694名分が含まれます。
※平成19年2月から平成23年6月までの間に当社提携医療機関において受診された一部の患者様のデータが本件ハードディスクに含まれます。

2.今後の対応について
(1)本件ハードディスクの捜索を継続し、早期発見に努めてまいります。
(2)紛失した情報に係る医療機関に対し、速やかに状況のご報告とお詫びを行います。また、関係医療機関と協議し、該当した患者様への対応を行ってまいります。
(3)外部専門弁護士を含む対策本部を中心として、調査及び今後の対応について万全を尽くしてまいります。
(4)今回の事態の発生を重く受け止め、管理体制及び社員教育の更なる強化、徹底を行ってまいります。また今後このような事態が二度と起こらないよう再発防止に全力で努めてまいります。

以 上

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