落合博満GM(59)のシビアすぎる査定により厳冬どころか、極寒の契約更改に苦しめられている中日ナインだが、13日は状況一変となった。トップバッターの田中が10%増の880万円、平田は20%増の3500万円、高橋周は25%増の1500万円、大野は60%増の2800万円…。次々にアップを勝ち取り、誰もが笑顔でサインだ。
なかでも大幅アップとなったのが岡田俊哉投手(21)。今季プロ4年目で一軍デビューし、中継ぎを中心にチーム最多の66試合に登板して7勝5敗2セーブ、防御率2・79の好成績。そんな献身的な働きが評価され、年俸580万円から417%増の3000万円をゲットし「一軍最低保証の1500万円あれば良いなと思っていました。予想以上だったので驚いています。金額を言われて一瞬分からなくなりました」と感激しきりだ。
これについて落合GMは「あれがいなかったら最下位だろ。やった者は報われる。やらない者は落ちていく。この世界の原理原則を守っただけ。いなかったらどうなったの? 代わりに誰かいた? 俺は当然だと思う」と涼しい顔で話したが、そこには狙いもあった。球団首脳がこう解説する。
「岡田の査定ポイントは年俸1億円の選手のノルマ分を達成している。もちろん、チームナンバーワン。ただ、それでも元の年俸が低いので2000万円程度が妥当な額だけど、それだと普通だろ。GMは大幅に年俸を下げられた選手に『やったら上げる』と言い続けている。それが本当なんだと見せたかったんだよ」。信賞必罰。その象徴として岡田が選ばれたというわけだ。
しかしながら、球団内には3000万円まで一気に上げたのはやりすぎとの声もある。大野、田島(2800万円)、武藤(2400万円)らの給料を超えてしまったからで「彼らはまがりなりにも2年以上は一軍で戦力としてやってきた。大野なんて今年は2桁勝利を挙げた。それを1年しかやっていない岡田が抜いてしまうのはおかしいだろう。選手がどう思うか」(チーム関係者)。超大幅ダウン続出で球界騒然のオレ流の契約更改だが、アップ面でも波紋は広がりそうだ。(金額は推定)
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