国際親善試合オランダ戦（１６日）に臨む日本代表ＤＦ長友佑都（２７＝インテル）が敵ＦＷの“屈辱発言”に奮起した。オランダ代表で世界的なストライカーとして知られるＦＷアリエン・ロッベン（２９＝バイエルン・ミュンヘン）とマッチアップする長友は「世界トップ３に入るパフォーマンスを見せている。そういう選手を止めないと勝利はない」と決意を明かした。

　そのロッベンを日本のテレビ局がをインタビューしたところ、ビッグクラブでプレーする長友の存在について「知らない」と答えたという。これを伝え聞いた長友は苦笑いしながら「ボクの実力もまだまだと思う。長友が嫌な選手であると知ってもらいたい。ボクらには失うものはない。立ち上がりからアグレッシブにやる」と“ロッベン封じ”を誓った。この日は、ＤＦながらシュート練習にも取り組み「得点に絡んでいきたい」と話し、強敵撃破に攻守両面で自信を見せた。