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「マー君獲り本命」ヤンキースに“井川のトラウマ”
2013年11月14日 16時00分
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「実はヤンキースは周りで言われているほどポスティングシステムによる補強には積極的ではない。キャッシュマンGMは今でも井川の獲得を悔やんでいるし、ハル・スタインブレナーオーナーも米国で実績のない選手への巨額投資には慎重です。米国で十分な実績を残している黒田への再オファーとは全く違う姿勢。メディアへの発言等は今季の成績を背景としたファンへのアピールの要素が強く、同じ制度による二度の失敗は許されない」 

 いわずと知れた「井川のトラウマ」とは2006年オフにヤ軍が2600万ドル(当時約30億円)の入札金を投じて阪神から井川慶投手(現オリックス)を獲得。5年総額2000万ドル(同23億8000万円)の年俸もメジャー通算2勝4敗、防御率6・66と全く回収できず、後にキャッシュマンGMが「井川の獲得は完全に私のミスだった」と自戒した補強ミスをいう。

 以後、11年オフのダルビッシュ入札時も同GMは消極的な姿勢を貫き、5170万ドル(当時約40億円)で落札したレンジャーズの半額にも及ばない1500万ドル(同12億円)の入札額に地元メディアから批判を浴びた。しかし、ヤ軍側の姿勢は今回も大きく変わることはなさそうで「獲得してまた“井川のリスク”におびえるよりも、獲得できずに批判を浴びるリスクを選ぶのでは」(前出関係者)とみている。

 過去の入札を見ても、参加した多くの球団が地元メディアを通して実情とは少々違う入札額を落札球団判明前にリークするなど、昨今のポスティングは自軍ファンに向けた補強姿勢をアピールする場となってきている。その傾向からいえば、田中入札のヤ軍優勢情報もその色彩を帯びているといえなくもない。

 最後に同関係者は田中落札球団の条件をこう占った。

「本当に欲しい球団というのは過去にこの制度で成功体験を収めている球団か、この制度の裏側を知っていて、なおかつリスクの冒せる球団しかないのではないか」

 この条件に当てはまる球団となると、2年前に総額1億1170万ドル(当時約88億万円)でダルビッシュを獲得したレンジャーズと、レッドソックスGM時代の06年に松坂を総額1億311万ドル(同約120億円)で獲得したエプスタイン編成担当取締役のいるカブスということになるが…。海の向うでは複数の強豪球団が田中の正式なメジャー挑戦表明を首を長くしながら待っている。

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