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「韓国ソウルで来月１４日にＤＳＰのイベントがあり、そこにはＫＡＲＡも出るが、単独ステージは神戸公演が最後。ところが神戸公演のチケットは即日完売で、今やプラチナチケット化。そんな状況で今回、ライブビューイングを決めたのは、やはりＫＡＲＡのグループ名は残したとしても分裂、あるいは解散の２つに１つしか選択肢はないということ」

　日本では「ユニバーサルミュージック」がＣＤ販売契約を結んでいるが、ＫＡＲＡとの契約は年内で切れる。ある関係者によれば「実は９月下旬、ユニバーサルにメンバーの１人から契約解除の内容証明書が届き、慌てたようだ。裏返せば、その時点でＫＡＲＡは既に空中分解していた」。

　ユニバーサルとは、来年以降についての契約は白紙状態で「全く予定はない」だけに、日本での音楽活動も難しくなるのは明白だ。

　音楽関係者によれば「たとえ契約を結んだとしても、セールスの割にリスクが高すぎる。継続するメリットも少ない」。というわけで「全ての面で、５人でのＫＡＲＡの音楽活動は神戸公演が事実上の見納め。これが制作スタッフの一致した見方になっている」という。

　２人抜け“新生ＫＡＲＡ”として再出発するにしても前途多難で、ＤＳＰと再契約する３人が事務所側と意思疎通を図るのは難しいのではとも言われている。

　加えて、現メンバーでのラストステージを日本で行い、韓国の地元ファンたちはその模様をライブビューイングで見るしかない…となれば、日韓の新たな火種にもなりかねない。ＫＡＲＡのライブビューイング決定は、芸能界の枠を越え、国際問題に発展する可能性さえある。

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