２４日の神戸公演が事実上の解散コンサートになるＫＡＲＡ

　解散へのカウントダウンが進むなか、日本ツアー中のＫ―ＰＯＰアイドル５人組「ＫＡＲＡ」。最終日の兵庫・神戸ワールド記念ホール公演（２４日）は、全国の映画館でライブビューイングされることになった。この生中継が正式決定したことからも本紙既報通り、現メンバーでのステージは、やはり見納めになりそう。関係者は韓国はじめ台湾、香港での同時生中継も視野に入れ準備を進めているが、これもまた波乱含みのようで…。

　ＫＡＲＡは３対２に分裂中。スンヨン（２５）、ギュリ（２５）、ハラ（２２）は所属事務所「ＤＳＰメディア」との契約が切れても「活動は継続する」としたが、ニコル（２２）は再契約の意思がないことを明らかにし、ジヨン（１９）も「もう少し時間をかけて考えたい」と冷ややかな反応を表明している。

　その後、ニコルは「事務所が違っても、ＫＡＲＡとしての活動は続けたい」と軟化したが、現メンバーでの活動は全く不透明で「５人のグループに対するモチベーションも低下しているようだ」とは関係者。

　そんな中、全国アリーナツアー最終日である神戸公演のライブビューイングが決定。音楽関係者によると、ＫＡＲＡコンサートの生中継自体、異例だそうだが、その背景には「事実上（５人での）最後のステージ」というのが明確になったことがある。
　その規模もデカい。

「矢沢永吉も来月、日本武道館ライブを全国の映画館でライブビューイングするが、それでも全国５０館前後。ＫＡＲＡは６０館前後になる模様で、あの矢沢より大規模だ。正直言ってアーティストのクラスとしては破格」（音楽関係者）

　要はＫＡＲＡサイドが最後の大バクチを打ったと言えなくもない。同関係者が解説する。

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