おそらく、自社サイトがSEOでGoogleからペナルティを受けてしまったという状況に陥っている企業はとても多いことだろう。
もしかしたら、あなたもそうかもしれない。
今ではSEOを攻略するためには、良質なコンテンツを時間をかけて作り続けることが大切であり、検索上位を実現するための一番の近道となった。
しかし、コンテンツの質以外にもう一つ忘れてはいけないものがある。それはSEO内部対策だ。
なぜなら、サイトの内部がしっかりしていないと、どれだけ良いコンテンツを作ってもSEO評価は本来の価値からは減少してしまうからだ。
そこで、本日はSEOの内部対策でやるべきことを全てご紹介する。中には、コンテンツの追加はせずに、これを行っただけで実際に検索流入が30%以上上昇したこともある。
基本的なものばかりだが、非常に重要なのでぜひ実践してみて欲しい。
目次
- 3−1.クロウラーを呼び込むための施策
3−1−1.XMLサイトマップを送信する
3−1−2.更新の度にXMLサイトマップを再送信する
3−1−3.手持ちのサイトからリンクを貼る - 3−2.クロウラーがサイト内を回遊しやすくするための施策
3−2−1.2クリック以内に全ページへアクセスできるようなサイト構造にする
3−2−2.パンくずリストを設定する
3−2−3.ナビゲーションメニューをテキストで設定する
3−2−4.ページネーションを数字で設定する
3−2−5.重複ページを解消する①(wwwの有無の統一)
3−2−6.重複ページを解消する②(タグの改善)
3−2−7.内部リンクを改善する
3−2−8.外部リンクを改善する
3−2−9.クロールが不要なページはrobots.txtで指定する - 3−3.コンテンツが良い場合はこれだけでSEOが改善される
- 4−1.1ページ1キーワードで再設定を行う
- 4−2.見出しタグを最適化する
4−2−1.ページタイトルにh1タグを使う
4−2−2.h1タグには必ずキーワードを入れる
4−2−3.文中ではh2やh3を使い文章構造をハッキリさせる
4−2−4.見出しタグを規則的に使う - 4−3.画像の利用を最適化する
4−3−1.画像のファイル名を設定する
4−3−2.alt属性を設定する - 4−4.大前提は良質なコンテンツ!
1.SEO内部対策の重要性は飛躍的に高まっている
早速だが、まずは Google Webマスターツールから取得した下記の画像を見てほしい。これはバズ部のあるクライアント様サイトの直近1ヶ月の検索クエリだ。
このサイトは施策開始5ヶ月目の段階で、SEOで月間約30万PVを記録している。
ご覧の通り現在は検索数が3000以下のロングテールキーワードが集客の核となっているのだが、驚いたことに、「ここで上位表示されている一つ一つのページに対する被リンクはほとんどない」のだ。(下図参照)
現在インデックスされているページ数は200以上あり被リンクが確認できるのは、その中の19ページだけだ。これはほんの少し前までは考えられなかったことだ。
そして、この結果から次の2つの仮説が導きだされる。
- 被リンクは検索順位の決定において重要ではない
- 重要なのはSEO内部対策とコンテンツの質
詳しくご説明する。
1−1.被リンクは検索順位の決定において重要ではない
バズ部では既に被リンクはSEOに全く関係していないと考えている。つまりGoogleは完全にコンテンツの純粋な質を最重要視するようになったのだ。
しかし、被リンクに全く意味がないというわけではない。
なぜなら、外部サイトからの被リンクには、「Googleのクロウラーを自サイトに誘導する」という重要な役割があるからだ。そして、アクセス数が多く質の高いサイトから自然なリンクを送ることで、自サイトにクロウラーを頻繁に呼び込むことができるようになる。
クロウラーが頻繁に巡回するようになるとコンテンツが適切に評価されやすくなるため、結果的に検索順位にも好影響を与える。
1−2.重要なのはコンテンツの質とSEO内部対策!
検索順位の決定において最も重要なのは間違いなくコンテンツの質だ。そして、SEOの内部対策とは、「良質なコンテンツを検索エンジンに適切に評価してもらうための施策」を言う。
良質なコンテンツの作り方に関しては、『コンテンツマーケティング実践その1:「認知」の獲得』で全てお伝えしているので、当記事では後者のSEOの内部対策の方法に関して解説する。
2.そもそもSEO内部対策とは?
SEOの内部対策を簡潔に表すと大きく以下の2つに分かれる。
- Googleにクロールされやすい構造にすること
- 一つ一つのページをGoogleから適切に評価される構造にすること
もし、あなたのサイトが良質なコンテンツを提供しているのに、思うように検索順位が上がらない場合は、この2つの内部対策を施すだけでもSEOからの訪問数を大きく改善することができる。
さて、この2つがSEOに好影響を及ぼす理由を正しく理解するためには、まずGoogleのSEO順位決定の仕組みを抑えておく必要がある。
2−1.Googleの検索順位決定の仕組み
サイトのページを公開してから、そのページの検索順位が決まるまでの仕組みは以下の図のようになっている。
一つずつ解説しよう。
STEP1.クロウラーの巡回
まず、サイトでページを公開すると、WEB上からサイト情報を収集するクロウラーと呼ばれるGoogleのロボットが巡回してくる。
そして、クロウラーが一回巡回しただけでは、ページ情報の断片しか収集されない。ページの情報を正確に読み取ってもらうようになるには、クロウラーが頻繁に回るようにすることが大切だ。その方法は、「3.内部対策実践①クロウラーの巡回頻度を増やそう」でお伝えする。
参考までに、バズ部には過去3ヶ月で平均261回/日クロウラーが巡回するようになっている
目安として、クロウラーが平均60~80回/日程巡回するようになると、SEO効果が現れてくる。
逆に言うと、クロウラーが全く回っていない場合や巡回頻度が少ない場合はインデックスはされてもなかなか検索上位には上がって来ない。
STEP2.ページのインデックス
次に、クロウラーが収集した情報がGoogleのデータベースに登録される。これを「インデックス」と言う。ページの検索順位を上げるためには、一つ一つのページの情報が適切な形でインデックスされている必要がある。
適切な形とは、Googleのランキングエンジンがページ情報を正確に判断できる形のことだ。そのためには、「4.内部対策実践②適切なインデックスを実現しよう」で後述するように、一つ一つのページの構造を最適化しておく必要がある。
STEP3.検索順位の決定
最後に、Googleのランキングエンジンがデータベースを巡回しインデックスされた情報をルールに則ってランキングする。このルールのことを「アルゴリズム」と言う。
そして、アルゴリズムはアップデートの度に変わる。
2−2.SEOの内部対策は2つの軸で考えよう
繰り返しになるが、SEOの内部対策とは、
- クロウラーの巡回頻度をあげるための施策
- ランキングエンジンがインデックスされた情報を読みやすいように整えるための施策
の2つの軸がある。そして、実践する際は両者は明確に分けて考えることが重要だ。
なぜなら、もしあなたのサイトの問題がクロウラーの巡回頻度が低いことであれば、まずそれを解決しなければいけない。逆にクロウラーは頻繁に回っているのに検索順位が伸び悩んでいる時は、後者を解決しなければいけない。
そのため施策を行う前に、どちらに問題があるのかを把握するようにしておこう。
そして、両方の課題を解消した時にコンテンツが適切に評価されるようになる。その時に、サイトが良質なコンテンツばかりだと、それだけで検索順位は大きく改善されることになる。
3.内部対策実践①クロウラーの巡回頻度を増やそう
それでは、まずクロウラーの巡回頻度を増やす施策を行おう。この施策には大きく分けて以下の2種類がある
- クロウラーを呼び込むための施策
- クロウラーがサイト内を巡回しやすくするための施策
それでは早速前者の施策から行っていこう。
3−1.クロウラーを呼び込むための施策
クロウラーの巡回経路は、
- サイトオーナーからGoogleに提供したサイトマップを通じて訪れる
- 既にインデックスされているサイトのリンクを通じて訪れる
の2つだけだ。
そこで、まだサイトを立ち上げたばかりでクロウラーが巡回していない場合は、以下の3つの施策を必ず行おう。これらは基礎の基礎だが、意外と見落としている方が多いのでこの期にしっかりと確認してほしい。
3−1−1.XMLサイトマップを送信する
XMLサイトマップを送信するとクロウラーが巡回するまでのスピードを短縮することができる。また、通常のクロールでは検出しにくいページにもクロウルしてくれるようになる。特に以下のような場合に有効だ。
- サイトを作ったばかりでまだ他サイトからのリンクが少ない場合
- サイトに動的コンテンツが含まれている場合(WordPressの記事ページが該当)
- サイトに画像を多く使用しているページが含まれている場合
- 適切にリンクされていないページやどこからもリンクされていないページがサイトに含まれている場合
このように大きなメリットがあるので必ず設定しよう。方法は簡単だ。
Google Web マスターツールのダッシュボードにログインして、ダッシュボードから[サイトマップ]→[サイトマップの追加]とクリックすると、以下のような入力画面が現れる。
ここにサイトマップのURLを入力して「サイトマップを送信」をクリックしよう。もしあなたがWordPressを使用しているなら「Google XML Sitemaps」というプラグインをインストールして有効化した後に、「sitemap.xml」と入力すればOKだ。
3−1−2.更新の度にXMLサイトマップを再送信する
サイトに新しいコンテンツを投稿したり、以前のコンテンツに変更を加えた場合は、その都度サイトマップを送信しよう。ダッシュボードから[サイトマップ]を選択すると下図のような画面になる。
ここで、該当のsitemapにチェックを入れて「再送信」をクリックしよう。
WordPressに「Google XML Sitemaps」を入れている場合は、新規投稿やコンテンツの修正を行うたびに自動でサイトマップが再送信されるので便利だ。
3−1−3.手持ちのサイトからリンクを貼る
厳密には内部対策ではないが、クロウラーを回す手段として会社のホームページや、その他の関連性のある手持ちサイトからリンクを貼るのは有効な手段だ。もし、そのようなサイトがあったら積極的にリンクを貼っておこう。(※手持ちサイトがペナルティを受けている場合は厳禁)
また「1−1.被リンクは検索順位の決定において重要ではない」でご説明した通り、現在は検索順位の決定において被リンクは重要ではない。ここで被リンクを貼るのはあくまでもクロウラーが早く多く巡回してくれるようにするためなので混乱しないようにしよう。
3−2.クロウラーがサイト内を巡回しやすくするための施策
一度クロウラーがあなたのサイト内のどこかのページに辿り着くと、そこから内部リンクを通じて、サイト内の別のページにも巡回してくれるようになる。その時に有効な手段が下記だ。
基本的なことばかりだが、既にクロウラーが頻繁に巡回するようなサイトになっている場合は、これらを徹底するだけでSEOが改善することも多い。
意外にも、これを全て行えている方は少ないのでこの機会にしっかりと見直してみよう。
3−2−1.2クリック以内に全ページへアクセスできるようなサイト構造にする
サイトは下図のように3階層の構造を心がけよう。このように、トップページからサイト内の全てのページに2クリック以内で行けるような構造になっているとクロウラーが隅々まで巡回しやすくなる。
またカテゴリーはキーワードを基に設定するとSEOで最大の恩恵を受けられるようになる。カテゴリーを決めるには面倒臭がらずにSEOキーワードをしっかりと調べてからにするように心がけよう。手間はかかるかもしれないが、その分、十分な見返りを得られるようになる。
3−2−2.パンくずリストを設定する
パンくずリストがあるとクロウラーが現在サイト内のどの階層にいるのかを認識できるようになる。その結果、クロウラーの回遊率が上がる。地味なポイントだが必ず導入しよう。
3−2−3.ナビゲーションメニューをテキストで設定する
サイトのナビゲーションメニューを画像で設定されているサイトは多いがSEO的な観点ではオススメしない。なぜなら、現状では画像リンクよりもテキストリンクの方がクロウラーの回遊性が高いとされているからだ。従って、ナビゲーションメニューは極力CSSでデザインしよう。
3−2−4.ページネーションは数字で設定する
ページネーションとは、ブログやサイトの下部にある過去記事を読むときに使うボタンだ。「← 新しい記事 古い記事 →」のようにするのではなく数字のページネーションを実装しよう。
こちらの方がクロウラーは全ページに巡回しやすくなる。
3−2−5.重複ページを解消する①(wwwの有無の統一)
サイトURLは、wwwを含むバージョンと含まないバージョンの2通りがある。もし、Googleで「site:“あなたのサイトドメイン”」と検索した時に、出てくるページのURLで、wwwがついているものとついていないものの両方が表示されるようなら、重複コンテンツと見なされておりSEOでマイナス評価を受けている可能性が高いため今すぐに解消しよう。
そのために行うことは以下の2つだ。
- Webマスターツールで設定
- サイト内リンクの絶対パスの統一
やり方は簡単だ。Webマスターツールでダッシュボードにログインした後、右上の[設定]→[サイトの設定]をクリックしよう。すると下の画面が現れるので、www有り無しのどちらかを選択して保存をクリックしよう。
また、この設定をした後は、使用しないドメインから301リダイレクトを使って使用するドメインにリダイレクトするようにしよう。さらに、内部リンクを絶対パスで設定している場合は、www有りのURLとwww無しのURLが混同していないかを確認して、全てを上で設定した方に変更しておこう。
3−2−6.重複ページを解消する②(タグの改善)
サイト内に、タイトルやdescriptionタグが重複しているページがあるとSEO的にマイナスになってしまう。特に商品点数の多いECサイトではありがちだ。まず、Google Web マスターツールに入って、左メニューから[検索のデザイン]→[HTMLの改善]とクリックしてみよう。
そうすると、以下のようにタグの改善点が表示される。
青字の部分をクリックしていくと、具体的にどのページが重複しているかが分かるので、その情報に沿って一つ一つ改善していこう。また、ECサイトで同じ商品を紹介するページなど、どうしても内容が重複するページが存在する時はcanonicalページを作って重複コンテンツの問題を解消しよう。
3−2−7.内部リンクを改善する
内部リンクのアンカーテキストには、「この記事」や「こちら」のようなテキストを使うのは避けなければいけない。アンカーテキストはリンク先のページの内容が簡潔に分かるように再設定しよう。
また、たまにページのURLを直接貼付けているサイトもあるが、これはユーザビリティが低く、クロウラーもどのようなリンクなのかを判断できないためマイナスとなる。
またサイト内のリンクは、ユーザーにとって役に立つもののみに限定して不要なリンクは徹底的に排除しよう。
3−2−8.外部リンクを改善する
外部リンクも内部リンクと同様にアンカーテキストを適切に設定することが重要だ。それに加えて以下の2点にも注意しよう。
- リンク先のページでリンク切れが起きていないかチェックする
- アフィリエイトリンクやペナルティを受けているサイトへのリンクはNG
これらは、どちらもあなたのサイトの評価をさげてしまう。特に後者は、弊社内のテストでは、それだけでSEOから検索流入数が30%も落込んでしまった。
3−2−9.クロールが不要なページはrobots.txtで指定する
Googleにインデックスさせる必要のないページ(=上位表示する必要のないページ)は、クロウラーが回らないように設定しよう。例えば、以下のようなページが該当する
- サイト内検索の表示ページ
- 404ページ
設定方法は、Googleの「robots.txtファイルを使用してページをブロッグまたは削除する」で確認しよう。
3−3.コンテンツが良い場合はこれだけでSEOが改善される
非常に基本的なことばかりだが、既にサイト内に良質なコンテンツを投稿しており、さらにそれぞれのコンテンツが適切にインデックスされていると、これだけでも検索順位は大幅に上がる。
現在ではGoogleのスピードも非常に早くなっているので効果は一ヶ月目から現れるだろう。
4.内部対策実践②適切なインデックスを実現しよう
ここまででお伝えしたのは、クロウラーの巡回頻度と回遊性を改善する策だった。次に行うのは、一つ一つのページが適切にインデックスされ、ランキングエンジンにコンテンツの価値を適切に評価してもらうために必要な施策だ。これも一つ一つは細かいが、出来ていない方が多いので、ぜひ実践してみてほしい。
4−1.1ページ1キーワードで再設定を行う
一つのページに5つも6つなどの複数のキーワードでSEOを行うと、そのページのテーマが薄れてしまい、結果どのキーワードでも上位に表示されなくなる。そこで、それぞれのコンテンツを1つのキーワードで対策するように手直しをしていこう。
まず既存のコンテンツを全て見直して、それぞれのページに、キーワードリサーチに基づいた最適なキーワードを設定するようにしよう。
4−2.見出しタグを最適化する
h1,h2…h6などの見出しタグは、ランキングエンジンにページの構成を正しく伝えるために使うタグで非常に重要度が高い。以下のルールに沿って確認と修正を行おう。
4−2−1.ページタイトルにh1タグを使う
ページタイトルには必ずh1タグを使うようにしよう。例えば、サイトのトップページはサイト名にh1を、記事ページでは記事タイトルにh1を設定しよう。例えば、記事ページのタイトルにh2を設定しているようなサイトを良くみかけるが、これはSEO的には非常に大きな損失であることを認識しよう。
4−2−2.h1タグには必ずキーワードを入れる
h1タグには、そのページで上位表示を達成したいキーワードを入れよう。バズ部では、ここにキーワードを入れるか入れないかがSEOコピーライティング上、もっとも重要な要素として捉えている。
4−2−3.文中ではh2やh3を使い文章構造をハッキリさせる
文中では、h2やh3などの中見出し、小見出しを使って文章構造をハッキリさせよう。そうすることで、ユーザーにとってもランキングエンジンにとっても見やすい構造になる。結果、SEOにプラスの効果をもたらす。
4−2−4.見出しタグを不規則な順番で使用しない
h1の後にh4があり、その後にh3があるというように、見出しタグの順番が不規則になっているとランキングエンジンが迷ってしまい、そのコンテンツを適切に評価することができなくなってしまう。見出しタグは必ず規則的に使うようにしよう。
4−3.画像の利用を最適化する
画像は単なるコンテンツの構成要素としてではなくSEO的にも重要な要素だ。画像の最適化で行うことは以下の3つだ。
4−3−1.画像のファイル名を設定する
画像に関しては可能であれば、 “image1.jpg” や “1.png” のような便宜的なものではなく、それぞれに個別のファイル名を設定しよう。画像のファイル名は、一つ一つの記事ページのタイトルのようなものだ。ここで、Googleの画像検索で検索頻度の高いキーワードをファイル名にしておくと、画像検索された時に上位に表示される可能性が高くなる。
4−3−2.alt属性を設定する
alt 属性とは、画像に設定するdescriptionタグのようなものだ。ユーザーが画像を表示しない設定にしていたり、スクリーンリーダーを使っている場合は、alt属性に入力しているテキストが表示される。直接的なSEO効果はないので優先順位は上に劣るが出来れば設定しておこう。
また画像リンクの場合、このalt属性がテキストリンクでいうアンカーテキストに相当する。その場合は適切なテキストを入力しよう。
4−4.大前提は良質なコンテンツ
ランキングエンジンは、今ではほぼ純粋にコンテンツの質のみで検索順位を決めるようになってきている。
つまり、当記事でお伝えした内部対策を徹底して行い、その上でライバルサイトよりも圧倒的に良質なコンテンツがあれば、それだけで上位表示は達成できる。
逆に、ここでお伝えした全ての施策を施しても、現状のコンテンツが貧弱であればほとんど意味がない。あなたが本気でSEOを攻略したいのであれば、最も時間をかけるべきは圧倒的に良質なコンテンツの作成だということを改めて認識しよう。
まとめ:SEOの内部対策はあくまでも大前提!
今後SEOの世界は、ますますコンテンツの質の戦いになっていくことが予想される。
その中で検索エンジンを攻略するには、SEOの内部対策が完璧になっていることは、最低限の大前提となっているだろう。もし、あなたがこれから、または将来的にSEOを真剣に攻略していきたいのであれば、このような基本的な設定は全て終わらせて、良質なコンテンツを作ることに集中できる時間や仕組みを作りあげよう。
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