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【格闘技】

9頭身ボクサー高野が世界取りへ

2013年11月15日 紙面から

協栄ジムへの移籍記者会見後、練習を公開しファイティングポーズをとる高野人母美=東京都新宿区の協栄ジムで(中西祥子撮影)

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 9頭身の美女モデルボクサー・高野人母美(ともみ、26)が14日、東京都内の協栄ジムで移籍会見した。20日の東京・後楽園ホール大会でのエキシビションマッチが“協栄・高野”の初お披露目となり、年内に移籍第1戦が組まれる予定だ。

 2010年にボクシングを始めて以来所属していた山上ジムから移籍。177センチ、54キロで股下90センチのスタイルで注目され、前夜のWBA女子世界スーパーフライ級タイトルマッチではラウンドガールを務めた。その目の前で藤岡奈穂子(竹原&畠山)が王座奪取。同じ階級で現在3戦全勝2KOの高野は臆することなく「ビビった? 強いとは思いましたが、やる気をいただいた。私もここに来たい、この人たちを超えたいと思った」と世界取りを宣言した。

 男子では国内最多12人の世界王者を輩出している協栄だが、女子の世界王者はいない。「彼女に女子ボクシングをけん引してほしい」と金平会長。前WBCスーパーフライ級王者・佐藤洋太を育てた新井史朗トレーナーも「リーチは武器。同じスーパーフライなのに、佐藤よりも長い。落ち下ろしのストレートも威力がある。可能性は無限大」と期待を込めた。強く美しく。高野の挑戦が始まった。 (竹下陽二)

 

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