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宮市 単独インタビュー後編 代表は「常にいたい場所」(11月12日)
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【格闘技】小関桃がV12達成2013年11月15日 紙面から
◇WBC世界女子アトム級戦女子ボクシングの2大世界戦が14日、東京・後楽園ホールであり、WBC世界アトム級王者小関桃(31)=青木=は同級1位ノラ・カルドザ(30)=メキシコ=に3−0で判定勝ちし、12度目の防衛に成功した。具志堅用高氏の日本人世界戦最多防衛記録の13にあと1とした。またIBF世界ライトフライ級王座決定戦は8位柴田直子(32)=ワールドスポーツ=が同級11位アランドラ・ガルシア(18)=メキシコ=に3−0で判定勝ち。同団体で日本人女子初の世界王者となった。 相手は1位の指名挑戦者。その強敵を相手に2人のジャッジが6点差をつける快勝だったが、小関は「今までで一番強かった。どうしようもない試合。いちから出直しです」と、口から出るのは反省ばかりだった。 1回に偶然のバッティングにより相手の額が割れた。2回には同じくバッティングで今度は小関が右目上を負傷。激しい流血戦になった。だが、小関は気迫で前に出て距離を詰め、最後までペースを譲らなかった。だが、世界王座を奪った試合を含めてここまで世界戦で12連勝中、KO(TKO)はわずかに3度。今回はボクシングの醍醐味(だいごみ)である倒すボクシングを見せて、手数の多いボクサーからKOファイターへの変身をアピールしたかった。 次戦は具志堅氏の世界最多防衛記録13に並ぶ試合になるが「今日の試合内容では…」と言葉少な。それでも最後は「次も勝ちたい」と意欲を語った。 (山崎照朝) PR情報
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