ニュース
未来の凱旋門のよう:
大阪・梅田スカイビルに外国人観光客が殺到、なぜ? (2/2)
地上40階の「空中庭園」で知られる梅田スカイビルに外国人観光客が押し寄せている。その理由は……。
[産経新聞]
[PC用表示]
世界の旅行者たちが“バイブル”とする観光ガイド本「ロンリープラネット」も、ビルの形状から「大阪で最もドラマチックな近代建築 未来の凱旋門のよう」と表現している。
近年は関西空港を降りた外国の団体客が、まず初めに同ビルに向かうツアーも多く組まれており、土産物では日本製の爪切りや「侍」と漢字で書いたTシャツなど「和風」の商品が飛ぶように売れているという。
立地はJR大阪駅から北西に歩いて7、8分とやや距離があるが、再開発が進む「うめきた」で開業したばかりの複合施設「グランフロント大阪」など、新しい施設とはまた違う存在感を示している。
同ビルの広報担当は「世界遺産にもなった世界の名だたる建造物と肩を並び、少し恥ずかしい感じだが、世界の注目が集まっていることをうれしく思う。大阪の国際的な観光地として定着していければ」と話している。
関連記事
- 高齢者向けの商品が売れない理由
なぜ売りたいのに、わざわざ売れなくなるような言葉を発してしまうのだろうか。ある会社は高齢者向けの商品を発売することになったが、「「高齢者はシニアとかシルバーとは呼ばれたくないので、そのような表現はしないようにしている」という。 - 都内のオフィス家賃を比較する――青山一丁目と神田、どちらが高い?
都内のオフィス、賃料はどれくらい? 札幌や大阪、福岡は……? 春からオフィスを引っ越そうと思う場合、半年前の秋はちょうどその準備が活発になる時期。本連載ではさまざまな街の賃料がどれくらいなのか、地域別に紹介していきます。 - 「3000円バーガー」売り出した、淡路島の戦略とは
淡路島の大鳴門橋近くの道の駅に、1個3000円の高級ハンバーガーがお目見えし、話題になっている。「淡路島に人を呼び込むツールにしたい」と、関係者はハンバーガーでの地域おこしを目指している。
copyright (c) 2013 Sankei Digital All rights reserved.