掛布氏が２度目の安芸入り

　阪神の高知・安芸での秋季キャンプは１４日は休日。２０日に打ち上げる最終クールを前に、掛布ＧＭ付育成＆打撃コーディネーターが第１クールに続き、２度目の安芸入りをした。

　安芸と鳴尾浜球場で熱血指導を披露した掛布ＤＣは、今回も意欲満々。１６日には、韓国プロ野球ＬＧとの練習試合も予定されていて、解説者ではない立場での実戦も楽しみにしている。

　実戦も含めた今後の指導ポイントを問われると「まずはストレートを打てるかどうかなんだけど、（変化球に）いい形で崩れてとらえれるか。崩れる勇気というかね」と、独自の理論を口に。さらに精神面では「４打数２安打して、気分よくしている時に逆に打てなかった２打席のことを言った方が（今後のために）効くかな」と、あえて褒めない考えも明かした。

　和田監督も掛布ＤＣの再合流に「いるだけで選手を乗せてくれる。せっかくやってもらっているんだから、われわれスタッフも機能するようにやっていきたい」と、あらためて期待感を示した。　（中山隆志）