中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

原督監 FA交渉直接出馬も

2013年11月15日 紙面から

ブルペンで久保の投球をチェックする巨人・原監督=川崎市のジャイアンツ球場で(川越亮太撮影)

写真

 巨人・原辰徳監督(55)が14日、フリーエージェント(FA)宣言した選手との交渉への直接出馬も辞さない姿勢を示した。今オフは中日・中田賢一投手(31)、広島・大竹寛投手(30)、西武・片岡治大内野手(30)の獲得を目指す方針。指揮官は自らの言葉で誠意を訴える決意を固めた。

 「何かあるなら、チームのためということであるなら…」。この日はFA公示日。川崎市のジャイアンツ球場での秋季練習に姿を見せた原監督は遠回しな言い方で出馬の可能性をにおわせた。

 交渉についてはまず、原沢球団代表兼GMらフロント陣に一任する方針だ。しかし、争奪戦は大竹のソフトバンク入りが有力などの報道もあり、決して有利な状況ではない。指揮官の出馬は打開への切り札。「ジャイアンツは一つです」と考える原監督は要請があった場合には応じる構えでいる。

 出馬の例はある。2006年に日本ハムからFA宣言した小笠原との第1回交渉に同席。2011年の杉内の時も交渉中に電話でラブコールを送った。東京・大手町の球団事務所で原沢球団代表は「まずは僕らが責任を持ってやります」と語ったが、情勢次第では指揮官が一肌脱ぐこともありそうだ。 (川越亮太)

◆小笠原「待つしか…」

 人からのFAが公示された小笠原が荷物整理のため、川崎市のジャイアンツ球場を訪れた。グラウンドでの秋季練習に入らず、用具を運び出した小笠原は「きょうは話すことは何もないよ」と穏やかな表情。今後の見通しについて聞かれると、電話を持つジェスチャーをしながら「待つしかないでしょ…。ジタバタしてもしょうがない」と話していた。

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ