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アントニオ猪木氏 参院61年ぶり懲罰動議可決

自身の懲罰動議が可決された参院本会議を終え、議場を出るアントニオ猪木氏
自身の懲罰動議が可決された参院本会議を終え、議場を出るアントニオ猪木氏
Photo By 共同 

 参議院は13日午前の本会議で、国会の許可を得ずに北朝鮮を訪問した日本維新の会のアントニオ猪木参院議員への懲罰動議を自民、公明、民主各党などの賛成多数で可決した。懲罰委員会が月内にも具体的な懲罰内容を固める。参院での懲罰動議可決は、1952年に破壊活動防止法をめぐり、投票を妨害した17人の議員に出されて以来、61年ぶり。

 動議は猪木氏の行為を「重大かつ明白なルール違反。参院の秩序を乱すもので看過できない」と指摘。採決では日本維新の8人が反対したが、賛成多数で可決した。懲罰動議読み上げの前に退出していた猪木氏は、採決終了後に苦笑いしながら席に戻った。

 国会法は懲罰の種類について(1)戒告(2)陳謝(3)一定期間の登院停止(4)議員の身分を失う除名――の4段階を規定。懲罰委員会で内容を固めた上で、本会議で採決して正式決定する。猪木氏は懲罰動議可決を受け記者団に「針のむしろを歩いているような感じがしますが、真摯(しんし)に受け止めたい」とした。離党について尋ねられ、「さあ、ちょっとこれはまた。懐に何かありますので」と否定しなかった。

[ 2013年11月14日 06:00 ]

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