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地方
「原子力災害時の応援」覚書 田辺市と綾部市 正式調印 和歌山
2013.10.31 02:29
田辺市は30日、合気道創始者の植芝盛平翁ゆかりの京都府綾部市と「原子力災害時における応援に関する覚書」を締結、田辺市役所で真砂充敏市長と綾部市の山崎善也市長が調印した。
綾部市とは盛平翁のつながりから、平成24年に「災害時相互応援協定」を締結。覚書では、原子力災害が発生した際は綾部市からの要請を受けて、被災者の受け入れや避難所の開設、水や食料を提供するなどの支援を行う。
調印式で真砂市長は「綾部市民の安全安心のために少しでもお手伝いできれば」と述べ、山崎市長も「原子力災害時の応援の覚書調印は今回が初めてで、感謝している」と話した。
綾部市は人口約3万6千人。市域のほぼ半分が福井県にある関西電力高浜、大飯原発から30キロ圏内に含まれ、圏域に約9300人が居住している。
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