【九州場所】伊勢ケ浜親方、軽度の脳梗塞の疑いで入院

　伊勢ケ浜審判部長（元横綱・旭富士）が九州場所４日目の１３日、体調不良を訴え福岡市内の病院に入院した。相撲協会からは胃の検査という発表があったが、関係者によればこの日の朝に嘔吐（おうと）し、軽度の脳梗塞の疑いがあるという。

　この日は十両取組の正面審判長を務める予定だったが、朝日山審判部副部長（元大関・大受）が代わりに務めた。同部長は千秋楽まで休場する。このため５日目以降は、審判部長の経験がある大阪場所担当の貴乃花部長が審判部長代理を務め、場所後の初場所の番付編成会議にも出席する。北の湖理事長は「しっかりと検査して早く復帰してほしい」と話した。