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【社会】

明石市職員が中皮腫で死亡 がれきで石綿吸引か

 兵庫県明石市は14日、阪神大震災でがれき処理などに携わった男性職員(49)が中皮腫で死亡したと発表した。

 市によると、男性職員は環境部所属で10月15日に死亡。ごみ収集を担当していたが、震災後約3カ月間、道路上のごみを移動させたり、がれきをごみ収集車で集めたりする作業でアスベスト(石綿)を吸ったとみられる。作業中はマスクを着用していたが、防じんマスクではなかったという。

 男性職員は昨年6月に悪性腹膜中皮腫と診断され、同8月に地方公務員災害補償基金兵庫県支部に公務災害の認定を求めていた。

(共同)
 

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