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自衛官募集、つぶやき人気 笑い誘って仕事を紹介
 | 自衛隊宮城地方協力本部の担当者による投稿。ユニークな内容が人気を集めている |
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自衛官の募集を担当する自衛隊宮城地方協力本部(仙台市宮城野区)の短文投稿サイト「ツイッター」が人気だ。くすっと笑える「ゆるさ」を交えて自衛官の仕事を紹介する内容が受け、フォロワー(登録読者)は5万7000人超。担当者は「お堅いイメージを払しょくしたい」と張り切っている。
<1日100回の投稿>
ツイッターは若者層に自衛隊の仕事をアピールしようと、同本部が昨年2月に始めた。募集課の男性自衛官(30)が担当し、メッセージ返信を含めて1日100回前後を投稿している。
投稿には遊び心を前面に出したつぶやきが目立つ。例えば−。
「訓練や仕事の時はキリッとしてますが、中身は愉快な隊員多いですよ〜」
「誤解を正したい。自衛官だからってヘビ食べませんから! 陸自レンジャー部隊とかの特殊な訓練の時だけで、ごくごく一部だけですから!」
洋上任務中の海上自衛官が曜日感覚を失わないよう金曜日には必ずカレーを食べるという習慣を、文字絵で伝える内容もある。
4月ごろからインターネットの掲示板で「自衛隊も侮れないな」「うちの会社より楽しそう」と話題沸騰。担当自衛官は「ネット上を行き交う流行語を使い、若者の興味を引くよう考えている」と話す。
<圧倒的な読者数>
フォロワーは、5日に5万7000人を突破。多くても4000人弱という他地域の地方協力本部に比べ、飛び抜けた数字だ。
斉藤豊文募集課長(51)は「採用説明会でも、ツイッターを通じて好印象を持ったという参加者がいた。今後も若者のニーズに合わせて情報発信の方法を工夫したい」と語る。
同本部は自衛官候補生(男性)60人を追加募集中。申し込み締め切りは22日。連絡先は自衛隊宮城地方協力本部022(295)2612。
2013年11月09日土曜日
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