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イスラム教徒の観光客誘致で協議会設立
11月14日 16時3分

イスラム教徒の観光客誘致で協議会設立
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行政と民間企業が協力して外国人観光客を呼び込もうという協議会が千葉市で設立され、増加が見込まれるイスラム教徒の観光客を受け入れる対策を検討していくことになりました。

協議会は、2020年の東京オリンピックとパラリンピックの開催が決まり、今後、日本を訪れる外国人が増えると予想されることなどから、千葉市が発足させ、市内のホテルや商業施設など20の団体が参加しました。
14日の初会合の中で千葉市の熊谷市長は、「官民の力を結集して、おもてなしの地域を作りたい」とあいさつしました。
協議会では、増加が見込まれるイスラム教徒の観光客を当面のターゲットにして受け入れ策を検討することになり、イスラムの戒律に応じた食材などの認証を行っている日本アジアハラール協会のサイード・アクター理事が「成田空港に近い千葉市は、イスラム教徒向けのビジネスを推進する拠点になる可能性がある」と述べました。
このあと出席者は、アルコール分を使わないなどイスラムの戒律にのっとって調理された弁当を試食しました。
千葉市の神谷俊一経済部長は、「イスラム教徒への対応は、ホテルや食品加工などの業者が取り組みを進めており、今後大きな効果につなげていきたい」と話しています。

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