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できごと
【橋下記者会見詳報】「大阪都」名称に難色の石原氏に「しっかり話していく」「天王寺動物園、1月1日に臨時開園」
14日行われた橋下徹大阪市長の定例記者会見の詳細は次の通り。
【冒頭】
平成26年の1月1日に、天王寺動物園と天王寺公園を臨時開園する。これまで12月29日~1月1日は休園していたが、お正月に動物園を訪れたいという声を聞き、担当局に検討を指示していた。大阪城の天守閣も1月1日に臨時開館する。顧客満足度を高めていくことを徹底していきたい。
ごみ屋敷対策の条例案がまとまり、議会に提案する。区役所を窓口に、関係機関と連携。すぐに撤去はせず、まず住民との対話、説得というアプローチをとる。多角的な意見を聴取するため、弁護士や医師にも参画してもらい、各区役所が「対策会議」を開催。指導・勧告しても放置する場合は改善命令を出し、費用負担の問題で撤去が進まない場合には経済的支援を行う。それらの決定にあたり第三者からなる審議会に諮問する。ごみ屋敷は自己放任など心身の問題が原因となっているケースがあり、撤去後も元に戻ることがないよう支援を継続する。
【質疑】
--ごみ屋敷の条例は対話を重視するという理念か
地域住民には早く撤去してほしいという声があるだろうが、福祉的な観点を重視している。どうしても仕方ないという段階になって命令、行政代執行を行う。
--行政が撤去費用を負担することについて、市民の理解は得られると思うか
本来は本人に処理してもらうのが当たり前だが、地域コミュニティーに影響を及ぼしている場合には公益的な観点から費用負担も理解が得られるのでは。第三者の諮問で決定したい。
--大阪都構想について、日本維新の会の石原慎太郎共同代表は「大阪都」という名称に難色を示している
名称は重要。新しい自治体に生まれ変わるならば、過去の名前を捨てて新しい名前でいかなければならない。一番良いのはやはり「大阪都」だ。石原氏にはしっかり話していく。
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