放射性セシウム:県などにウナギ出荷停止を指示−−利根川・境大橋下流 /茨城
毎日新聞 2013年11月13日 地方版
食品の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたとして、政府は12日、茨城、千葉両県に対し、境町と千葉県野田市にかかる利根川の境大橋下流(支流を含む)で取れたウナギを出荷停止にするよう指示した。
県漁政課によると、千葉県が利根川で10月24日に採取したウナギから1キロ当たり140ベクレルの放射性セシウムを検出。隣接する茨城にも出荷制限がかかったという。県内ではこのほか、那珂川水系と霞ケ浦・北浦水系で取れたウナギも2012年5月から出荷停止の指示を受けている。【鈴木敬子】