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国際
中国、フィリピンへの「援助反対」8割超 少額支援金、海外から批判
2013.11.14 22:34
台風30号で被害を受けたフィリピンを中国が援助すべきかどうか、中国の人気サイト「騰訊網(とうしんもう)」がネット上でアンケートを行ったところ、14日午後8時(日本時間同日午後9時)の時点で「援助すべきでない」との反対意見が全体の84%に当たる約8万件と、圧倒的多数を占めた。両国が南シナ海の領有権問題で対立していることが背景にあるとみられる。
中国政府と中国赤十字はそれぞれ10万ドル(約1千万円)の支援金を送ると表明。これに対し、米国は2千万ドル、日本は1千万ドルの援助を行うと発表、海外メディアから「世界第2の経済大国なのに、中国の支援は少なすぎる」と批判が出た。これを受け、中国外務省の秦剛報道官は14日の定例記者会見で、1千万元(約1億6千万円)相当の物資を追加支援すると表明した。(共同)
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