エクスプローラの右クリックメニューを、こと細かにカスタマイズ!「Fast Explorer」。
Fast Explorer
スクリーンショット
|
制作者 Alex Yakovlev
日本語化パッチ制作者 Tilt
対応 98/Me/NT/2000/XP/Vista/7
(ミラー)
(ミラー : US / UK / RO )
|
● Fast Explorer
エクスプローラの右クリックメニューを、強力にカスタマイズすることができるソフト。
普段よく使っているソフトを右クリックメニュー内に登録したり、不要になった右クリックメニューを一時的に
無効化 or 削除 したりすることができます。
登録アイテムをサブメニュー化する機能や、登録アイテム間にセパレータを挿入する機能、アイテムの
登録 / 削除 を拡張子別に行う機能、登録アイテムの文字色等を指定する機能 なども付いています。
「Fast Explorer」 は、エクスプローラの右クリックメニューカスタマイズツールです。
- 右クリックメニューへのアプリケーション登録
- 不要な右クリックメニューの無効化 / 削除
といった処理を、簡単な操作で行えるようにした右クリックメニューマネージャーです。
アプリケーションを拡張子ごとに分けて登録できたり ※1、登録するアイテムの文字色 / 背景色 / フォント /
フォントサイズ / アイコン 等 を自由に設定できたりするなど、柔軟性の高いセッティングを行えるところが
最大の特徴。
(右クリックメニュー内に、サブメニューやセパレータを挿入することも可能)
※1
たとえば、MP3 ファイルの右クリックメニューには ○○ というアプリを登録し、MPEG ファイルの
右クリックメニューには △△ というアプリを登録する... といった具合。
(実際には、拡張子別というか “ 大まかなファイルの種類 ” ごとに登録される感じだが...)
もちろん、「全ファイルの右クリックメニューに共通する」 アイテムを登録することも可能。
また、不要な右クリックメニュー ※2 やシェルエクステンションを、一時的に無効化 or 削除 する機能も
付いていたりします。
※2
不要な右クリックメニューの削除も、拡張子別に行うことができる。
使い方は以下のとおり。
日本語化
- Tilt さんのサイト
で日本語化パッチを入手し、適宜日本語化処理を行います。
- 「FastExplorer.exe」 を実行します。
- 右上にある 「Language ▼」 をクリックし、「日本語」 を選択します。
静的アイテム 編 - 右クリックメニュー内に、アプリケーションを直接登録※3
※3
メニューの文字色 / 背景色 をカスタマイズしたり、サブメニュー等を挿入したりしたい場合は、
ここではなく “ サブメニューアイテム ” からアプリを登録して下さい。
- ツールバー上にある 「追加」 ボタンをクリックします。
- 「ファイルを開く」 ダイアログが表示されるので、登録したいアプリケーションを選択します。
(登録できるファイルは、exe / bat / cmd )
- 右側の 「アイテムの詳細」 欄に、選択したアプリケーションのプロパティが表示されます。
必要であれば、ここの
- 「パラメータ」 欄でコマンドラインオプションを、
- 「種類」 欄で、関連付ける拡張子を※4
指定しておきます。
※4
右端の ▼ ボタンをクリックする。
拡張子は、通常 “ ファイルの種類順 ” に表示されるが、「拡張子」 カラムをクリックすることで、
アルファベット順に並べ替えることもできる。
ただし、私の環境 (Windows 7 / Ver.3.1.11.430 ) では、この拡張子指定機能が正常に
動作してくれませんでした...
( 「すべてのファイル」 「すべてのファイルとフォルダ」 のみ、正常に動作した)
- 登録したいアプリケーションが他にもある場合は、同じ手順で登録処理を行います※5。
※5
アプリケーションは、直前に登録したアプリケーションと同じ拡張子に関連付けられるが、
あとから他の拡張子に関連付け直すことができる。
尚、登録したアプリケーションは、右クリック → 「リネーム」 から表示名を変更することができる※6
ほか、ドラッグ&ドロップで並び順を変更することもできたりします。
※6
表示名が日本語の場合、名前の最後に “ (&) ” を付け、& の後に任意のアルファベットを
入力することで、右クリック時に該当アイテムをワンキーで選択できるようになる。
例) メモ帳 (&M)
上のようにすると、ファイルを右クリック → 「M」 キーを押すだけで、「メモ帳」 を起動できるように
なる。
- あとは、右下にある 「適用」 ボタンをクリック → 「OK」 でウインドウを閉じればOK です。
登録したアイテムを削除する時は、目的のものを選択 → ツールバー上の 「削除」 ボタンを
押します。
サブメニューアイテム 編 - アプリケーションを、シェルエクステンションとして登録※7
※7
ここで登録したアプリは、「Fast Explorer」 をアンインストールすると削除されます。
静的なメニュー (固定メニュー) として登録したい場合は、こちらではなく “ 静的アイテム ” から
登録処理を行って下さい。
- 左メニュー内にある 「サブメニューアイテム」 を選択します。
- 画面上部にある 「動的アイテム有効化」 にチェックを入れます。
- 「Fast Explorer をアンインストールする時は、ここのチェックを外して下さい」 というような内容の
警告が表示されるので、「OK」 ボタンをクリック※8。
※8 「Fast Explorer」をアンインストールする時は、「動的アイテム有効化」 のチェックを外してから
アンインストールを行う。
- ツールバー上の 「アイテム」 ボタンをクリックし、「アイテムを追加」 を選択します。
右クリックメニュー内にサブメニューを作成し、その中に色々とアイテムを登録したい場合は、
事前に 「アイテム」 → 「サブメニューを追加」 を選択し、サブメニューを作成しておきます※9。
※9
その後、作成されたサブメニューを選択した状態で 「アイテム」 → 「アイテムを追加」 を選択
する。
サブメニューは 「アイテムを追加」 という名前で作成されるので、「F2」 キーを押して任意の名前に
変更しておくとよい。
- 「ファイルを開く」 ダイアログが表示されるので、登録したいアプリケーションを選択します。
(登録できるファイルは、exe / cmd / bat )
- 右側の 「アイテムの詳細」 欄に、選択したアプリケーションの情報が表示されます。
必要であれば、
- 「パラメータ」 欄でコマンドラインオプションを、
- 「ヒント」 欄で、ステータスバー上に表示されるテキストを※10、
- 「種類」 欄で、関連付ける拡張子を※10、
それぞれ指定しておきます。
※10
私の環境 ( 7 / Ver.3.1.11.430 ) では、「ヒント」 と 「種類」 で設定した内容が、正常に
反映されませんでした...
(特に、「種類」 を指定しまうと、アイテムが表示されなくなる)
- 登録したいアプリケーションが他にもある場合は、同じ手順で処理を行います※5。
“ 静的なメニュー ” の時と同じように、アプリの表示名や並び順を変更することもできます。
- 基本的にはこれでOK ですが、さらに以下のような設定を行うことも可能です。
- 任意のアイテムを選択 →
ボタンをクリック → 「選択」 を選択することで、アイテムの
アイコンを変更することもできたりします。
(サブメニューのアイコンを変更することもできる)
アイコンは、exe / dll / bpl / ax / ocx / vbx に格納されているものや、ico / png ファイルを
使用できるようになっています。
また、アイコンは削除 (除去) することも可能です。
- 任意のアイテムを選択 →
ボタンをクリックすると、「メニュープロパティの編集」 という
ウインドウが開き、登録アイテムの外観を変更できるようになります。
( “ サブメニューアイテム ” で登録したアイテム全てに反映されます)
このウインドウの一番上にある 「カスタム編集を有効化」 にチェックを入れると、アイテムの
- インデント
- フォント&フォントのサイズ※11
- テキストの色 (標準時 / 指定時)
- アイテムの背景色 (標準時 / 指定時)
- アイコンの背景色 (標準時 / 指定時)
を設定できるようになります。
※11
2 バイト文字が化けるフォントもあるので注意
ちなみに、「最初の階層のメニューアイテムのデフォルト描画を保持」 にチェックを入れておくと、
右クリックメニューの第一階層に存在するアイテムのみ普通の表示※12 にすることができます。
(これのチェックを外すと、実際の表示がおかしくなることがあるので注意)
※12
Windows 標準の表示。
(右クリックメニューのルートに登録したアイテムには、カスタム設定を反映しない、ということ)
同じように、「ファイルの種類の背景のデフォルト描画を保持」 にチェックを入れておくと、
第一階層に存在するサブメニューの背景を普通の表示にすることができます。
- 最後に、右下にある 「適用」 ボタンをクリック → 「OK」 でウインドウを閉じればOK です。
静的アイテムのクリーン 編 - 不要な右クリックメニューの無効化 / 削除
- まず、左メニュー内にある 「静的アイテムのクリーン」 を選択。
- 削除したいメニューが登録されているファイルフォーマットを選択します。
- 右側の 「メニューアイテム」 欄に、該当のフォーマットに関連付けられているメニューが
一覧表示されます。
一時的に無効化したいメニューがある場合は、該当メニューのチェックを外しておきます。
完全に削除してしまいたいメニューがある場合は、該当のメニューを選択 → ツールバー上の
「削除」 ボタンをクリックします。
( 「クリア」 ボタンを押すと、全てを一括して削除することができる)
- あとは、右下にある 「適用」 ボタンをクリック → 「OK」 でウインドウを閉じればOK です。
シェル拡張のクリーン 編 - 不要なシェルエクステンションの無効化 / 削除
- 左メニューの中から、「シェル拡張のクリーン」 を選択します。
- インストール済みのシェルエクステンションが一覧表示されます。
(アルファベット順)
この中から、無効化、あるいは削除したいものを選択状態にし、右側の 「アイテムの詳細」 欄に
表示されている 「有効」 のチェックを外します。
選択中のシェルエクステンションを削除してしまいたい場合は、「削除」 ボタンをクリック。
- あとは、右下にある 「適用」 ボタンをクリック → 「OK」 でウインドウを閉じればOK です。
|
スポンサード リンク
スポンサード リンク
|